ケミカルリーマンの生活を研究するブログ

化学メーカーで研究開発する筆者が日々の生活を考察していきます。

【仕事】サラリーマンの昇格試験。論文で仕事の能力が見極められるのか問題。

どうもこんにちは。

ケミカルリーマンdaba(@chemryman)です。

 

最近、会社の昇格試験を受けてきました。

形式は小論文です。

よくあるやつですね。

 

1,2ヶ月かけて準備に取り組んできたのですが、いろいろ思うことがあったので書いておきたいと思います。

 

小論文で仕事の能力が見極められるのか問題

 

小論文じゃ仕事が出来るかの判断なんてできないからね〜。

 

と言ったAさん(仮名、2年連続2回目の受験)がとても印象的でした。

 

確かに、普段の仕事の進め方とか成果を見て合否を判断する訳ではないです。小論文の得意不得意も影響するとは思います。

 

でも、結構な割合で正しく評価されているなぁ、というのが私の感覚です。

このギャップがなにか、少し考えてみました。

 

そもそも、論文で問われることはだいたい決まってますよね。

  • 組織の上位方針の理解を問う設問
  • 課題解決の考え方とプロセスを問う設問
  • 今後の会社のあり方を問う設問

こんなところが一般的でしょう。少なくとも弊社はここらへんが中心です。

 

ここで大事なことは、

  • 周囲に求められる意図を汲み取り、組織の中で力を発揮できるか
  • どんな未知の課題に対しても確実に成果を出せるか
  • 自分自身が将来のことを考えているか

っていうところだと思います。

 

誤解されがちなのは2つ目でしょうか。

 

冒頭のAさんは恐らく、

「与えられたテーマに対し、ひとりで実験をこなしていける」ことを

「仕事ができる」ことだと考えているのではと思います。

(あくまで、日々の働きぶりを見ていての想像です。)

 

でもそれって、いまのAの社歴(10年目前後)で求められる仕事のひとつに過ぎず、

本来はもっと、前述の1つ目、3つ目の観点、

つまり「新しいテーマの探索」とか「組織の変革・活性化」とか、そういったことを求められているのだと思います。

 

従って、Aさんが去年の試験で不合格だったのはとても自然なことだったであろうと私は思いますし、

ということはつまり「小論文で仕事の能力を見極められる」と言える、と私は思います。

 

はい、今日はここまで。

このシリーズでもう少し続けます。

 

今後書いていきたいこと:

そもそも管理職が偉いのか問題

論文の書き方とオススメ書籍

 

それではまた〜!