ケミカルリーマンの生活を研究するブログ

化学メーカーで研究開発する筆者が日々の生活を考察していきます。

業界を変える。化学系のベンチャー企業がアツい。

こんばんは。ケミカルリーマンです。

ケミカルリーマンという名前は、私が化学系企業のサラリーマンだという意味でつけた訳ですが、
この化学系ブログというジャンルはなかなか穴場なんじゃないかなーと気がつきました。
 特に、アカデミック寄りなブログはままありますが、企業人のブログはほとんどない。

という訳で、ニッチながらもブルーオーシャンな化学ビジネス系の記事を書いていきましょう。
というか、書こうと思う記事が化学系になってしまう。つまり自分は化学が好きなんだなぁー。

今日は、化学系のベンチャー企業について少し書いていきます。
無知すぎてかなり薄っぺい…

マイクロ波化学株式会社

マイクロ波を用いた反応プロセスの開発と、そのプロセスを利用した化学品の製造を行う会社です。
従来の熱媒を用いた加熱ではなく、マイクロ波の照射による加熱を用います。
より効率的で省エネができるとか、目的の化合物を収率よく得られる、といった特徴があるとのこと。
工業的に安定な製造が難しい銀ナノワイヤーやグラフェンを、制御性よく合成できるというのだから面白い。



*スパイバー株式会社
バイオプロセスで人工的にクモの糸を作るという会社。
鋼鉄の340倍の強さをもつとのこと。
まずはノースフェイと協業で「ムーンパーカ」と呼ばれるアウタージャケットを製品化するようです。

その先には、タンパク素材を用いて世界のエネルギー問題の解決にも繋げるとのビジョンも。

タンパクを制御して素材を作るという技術は、果たしてとれくらいの企業で開発されていて工業化されているんでしょう…?
知らないだけで結構あるのかなぁー。

近いうちに上場もするという噂もネットに流れていますね。
ちょっと手を出してみよう。

*株式会社リバネス

こちらはサイエンスの科学全般を事業領域にしている会社です。
科学教育を事業化した会社だと思っていましたが、今ではかなり手広くビジネス領域を拡げてらっしゃいます。
科学教育に関心がある私は、かなり真剣に転職を考え、社長の本も読みました。
とてもアツい社長です!

科学教育って、なんというべきか、国作りというか、今後の社会のために必要であって、
言い換えると社会問題の多くは科学教育から見直さないと解決しないんじゃないなというぐらい、様々なものごとの根底にあると考えています。

他にも、この世の中に必要だと思うことはどんどん事業化されている、とても勢いのある人たちです。
イメージ通りのベンチャー企業と言った感じ。


こうやってまとめてみると、いかに自分が無知かがわかります。
また勉強しながら書いていきます!